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平成18年度 大阪市総合防災訓練等を実施します。

 

     4面リード

 大阪市では、「防災の日」の平成1891()午前930分〜1130分の間、大阪城公園「太陽の広場」において大阪市総合防災訓練を実施した。大阪市域内で地震・風水害等の広域複合災害が発生した場合を想定、災害時における防災関係機関相互の連携強化や防災対応力の向上とあわせて、広く市民の防災意識の高揚を図ることをめざしたもの。42機関、人員約1,500名、ヘリコプター3機、車両・バイク約120台等が参加し協働型で実施した。

     4面本文
 主な訓練内容は、東成区・生野区・旭区・城東区・鶴見区の各赤十字奉仕団、地域防災リーダー等による避難誘導・初期消火・救出訓練など、市民が直接参加・体験する訓練や、各ライフラインの応急復旧訓練、消防・警察・自衛隊の合同訓練として半壊ビル・倒壊家屋等からの救出訓練を実施された。

訓練では半壊ビルに取り残された人を助けるために、地上、上空両面から救助を開始。警察のヘリコプターがビル上空に飛来すると、救助隊員がロープ沿いに下り、残された人をヘリコプターに引き上げるもの、または動けなくなった自動車に取り残された人に対しては、フロントガラスを打ち破り、二人がかりで救助する訓練などが行われた。

今回の総合防災訓練では、今後の活動が期待される大阪府災害派遣医療チーム<DMAT>や大阪市消防局災害活動支援隊<フェニックスファイター>も加わって、現実に即した大規模な広域複合災害を想定した多様な訓練を実施。

 また、同日午前1150分から、区役所等に設置した屋外スピーカーを使った「同報無線発信訓練」を行ったほか、防災週間(830日〜95)を中心に、各区(東成区・生野区・旭区・城東区・鶴見区は大阪市総合防災訓練に参加)において、避難誘導訓練や消火訓練など、地域ごとの実践的な震災訓練を実施した。

  

記事A

半壊ビル・倒壊家屋等からの救出訓練では、自衛隊員らとともにシャッターをこじ開け、ビルに進入。階段を駆け上がり中に取り残された民間人を救助するもの。ビルの中は煙がたちこめ視界も相当に悪かったはずだが、救出に向かった隊員は、残された人の安否、怪我の具合などを確認したのち、ビルの窓から救出のためのロープなどを投げ落とし、地上で待機していた隊員が救出用に設営、ピンと張られたロープを使い救助を果たすと、救出を果たした隊員がロープを使って勇ましく降りた。この間わずか数分。救助中はビルの中で救助する隊員と地上で指示を発する隊員との間で確認のやりとりが交わされ、現場は訓練ながら緊張に包まれていた。

     記事B

総合防災訓練では、ライフラインの早期復旧のため、水道・道路・電気・通信インフラの復旧訓練も行われた。このうち水道の復旧訓練では、地震などにより水道管が破裂し水が噴出しているところを応急処置を行うことで漏水を止める訓練が行われた。

近年、災害後の早期普及にも注目が集まり、命、ライフライン以外にも企業活動の早期開始などに企業が力を入れ始めている。災害の「アフター」に企業自身が防衛し、未然の防止策、直後の処置、そしてアフターと時間軸でも様々な防災対策が採られている。